「バラの香りはストレスを癒す」

〜ストレスホルモンの分泌を抑える効果 〜

香料の成分にはストレスを抑える効果がある。資生堂は、26日からニュージーランドで開かれる国際生理学会議でこんな実験結果を発表する。

 脳波や心拍数といった間接的な指標ではなく、「ストレスホルモン」そのものの分泌量の変化で、香りの「癒し効果」を初めて確認したという。

 ストレスにさらされるとコルチゾールと呼ばれるホルモンが分泌され、免疫機能に影響を与えることが知られている。

 資生堂ライフサイエンス研究センターではストレスを与えた被験者にバラの香りを嗅がせた場合と、そうでない場合について血中コルチゾール濃度を比べた。 香りなしでは、血中濃度は平均35%増加し、香りがある場合は増加しなかった。

 同センターの土屋徹・福主幹研究員は「コルチゾール濃度はストレスの最も一般的な指標なので、バラの香り成分がストレスを緩和したと考えられる」と述べ、結果はニュージーランドで開かれる国際生理学会議で発表される。

※朝日新聞社会面より抜粋(2001.8.26)

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